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ダウンタイムとは、目の下のたるみなどを改善するための施術を受けたあと、通常の生活に戻るまでの期間のことです。ダウンタイム中にはさまざまな症状が現れますが、その主な症状としては、患部の痛みや赤み、腫れやむくみ、内出血などが挙げられます。
切る手術の代表的なものである皮弁法のダウンタイムはおよそ2週間。主な症状は腫れや内出血で、腫れは1週間ほど、内出血は2週間ほどでなくなります。ハムラ法もダウンタイム期間は長くて2ヶ月ほど、主な症状も腫れや内出血ですが、腫れが自然に馴染むようになるまでは1~2ヶ月ほどかかるようです。
切らない施術の代表的なものである脱脂法は、ダウンタイムが比較的短いというメリットがあります。ダウンタイムは1~2週間ほどで、主な症状は腫れや内出血。また、治療期間が短いため、施術当日からメイクや洗顔、入浴も基本的には可能です。
同じく切らない施術であるレーザー治療には、さまざまな種類があります。その中のひとつであるサーマクールアイ・ウルセラシステム・ePlusなどのダウンタイムは、個人差はあるとはいえいずれもほぼありません。症状に関してもほてりや赤みが生じることはあるものの、これも個人差によるものです。
同じくレーザー治療の一種であるVビームレーザーやスマートサイドスクエアなどは、10日間から2週間ほどのダウンタイムがあります。主な症状は赤みやはれ、かさぶた、内出血です。
糸リフトは、体内に吸収される特殊な糸を用いてたるんだ部分を引き上げる治療法です。施術時間は10分程度でダウンタイムも数日から長くても2週間程度と短いのが特徴。主な症状は赤み、内出血、痛みなどです。
ヒアルロン酸注入は、患部にヒアルロン酸を注入する治療法。作用が早く負担も小さいのが特徴です。ダウンタイムは数日間から長くても2週間と短くなっています。主な症状は赤み、むくみ、内出血、しこりです。
患部にボトックス注射を行いシワやたるみを改善するボトックス注射のダウンタイムは非常に短く、注射後の違和感や腫れは1~2日間程度で解消されます。注射跡も目立たず、場合によっては赤い点のように跡が残ることがありますがメイクで十分隠せます。
事前に患者自身から採取した脂肪細胞を患部に注入する脂肪注入は、施術方法の違いによっていくつかの種類に分けられます。いずれもダウンタイムは短く、2~3日間程度。症状もごく軽い腫れや痛みが出る程度です。
目の下のたるみの治療法にはさまざまな種類がありますが、たいていの場合腫れや内出血が起こります。そのため、ダウンタイム中はそうした症状を緩和するために目元を冷やすのが基本となるでしょう。特に、治療後24時間のあいだは目元を冷やしておくことが大切です。目元を冷やしておくことで、腫れや内出血を緩和できるでしょう。
治療法にもよりますが、多くの場合治療後しばらくのあいだはお風呂や激しい運動は避けたほうがいいでしょう。入浴や激しい運動を行うと血流が促進されるため、目元の腫れや内出血が悪化してしまうためです。ダウンタイムを長引かせないためには、治療後しばらくは浴槽に浸かるのは避け、シャワーのみで済ませておくのが賢明でしょう。
うつぶせの姿勢で寝ていると、顔が圧迫されて血流が悪くなってしまいます。そうした状態だと、治療後の内出血や腫れが悪化してしまうことがあるので、治療後は仰向けで寝るように心がけましょう。
また、普段からうつ伏せで寝る癖がある人は、仰向けに寝るように習慣づけておくと顔のむくみを避けることができるのでおすすめです。
治療後のダウンタイム中に生じやすい症状のひとつがむくみです。したがって、ダウンタイム中にはむくみが生じないように、生じても悪化しないようにすることが大切です。
むくみを生じさせる要因としては、糖分や塩分が多い食べ物が挙げられます。そのため、治療後は糖分や塩分を過剰に摂らないように、お菓子やジャンクフードの食べ過ぎには気をつけましょう。また、飲酒も治療から間もないあいだは控えておいたほうが無難でしょう。
銀座・品川・東京にあるクリニックの中で、「口コミ広場」サイトの口コミ評価が最も高く、切らない施術メニュー(脱脂術・脂肪注入・レーザー・ヒアルロン酸)を取り扱うクリニックをピックアップしました。口コミ評価の調査期間は2019/4/22~2019/4/26。調査内容は優位性を表すものではありません。
掲載している治療法は保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なります。不安な点は各クリニックの医師に直接確認・相談し、治療を検討することをおすすめします。