脂肪注入

目の下のたるみ治療として行われる「脂肪注入」について、治療の特徴や目的、また実際にクリニックで行われている施術例など詳しく解説していきます。

※各クリニックの治療について

掲載している治療法は保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。

また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なります。不安な点は各クリニックの医師に直接確認・相談し、治療を検討することをおすすめします。

脂肪注入とは?

目の下のたるみやクマの治療として行われる「脂肪注入」は、事前に患者から採取した脂肪細胞に必要な処理を施した上で、再び細長い専用器具(カテーテル)などを使って目の下や必要な部位へ注入する治療法です。

注入された脂肪細胞は一部、もしくはほぼ全てが体内へ生着し、やがて落ち着いた後はそのまま永続的に定着します。そのため、ヒアルロン酸注射などと異なり、治療効果が長期間持続するというメリットがある一方、脂肪が定着するまで時間がかかるので、施術後すぐには効果を確かめられないというデメリットもあります。

脂肪注入をする意味

目の下のたるみ治療では、目の下の眼窩脂肪を除去することでたるみを改善させる「脱脂法(脂肪除去)」も人気です。

ただし、肌の下にある脂肪を取り除く脱脂法だけでは、一見すれば綺麗に仕上がっているように思えても、笑ったり顔を動かしたりすると肌に不自然なへこみが生じることも少なくありません。

しかし、脂肪注入によって不自然なへこみを下から支えれば、肌の凹凸を滑らかに整えることができます。つまり、脱脂法と脂肪注入の組合せは、不要なものを取り除き、必要なものを補うという、プラスとマイナスの治療の組合せといえるでしょう。

また、眼窩脂肪の突出でなく、余った皮膚やへこみによってたるみやクマが生じている場合、脂肪を除去しても状態が改善されることはなく、脂肪注入による治療が必要になります。

脂肪注入には複数の種類がある

脂肪注入は、体のどこから脂肪を採取するかで大きく2つに分類されます。

まず1つは、太ももやお腹など、全身の中でも比較的脂肪の多い部位から脂肪を採取して、それを利用する方法です。採取できる脂肪の量が多く、治療範囲も広げられる反面、脂肪が少ない人では治療を行えません。

もう1つが、脱脂法によって目の下から取り除いた脂肪を再利用する方法です。他の部位を傷つけず、やせている人でも行えますが、採取できる脂肪量が少なく、治療範囲や効果が限られる点はデメリットです。

脂肪注入の施術例

実際に美容外科クリニックで行われている脂肪注入の施術例をいくつか紹介します。

リポトランスファー

脱脂法によって除去した眼窩脂肪へ生着率を高めるための処理を施し、頬からカニューレを挿入して目の下へ再び注入する施術です。

目の下のたるみを解消した上、脱脂法によって不自然にへこんだ部分などを内側から脂肪で支えることで、頬から目の周囲へとなめらかなカーブを実現させることができます。

生着率はおよそ6~7割程度でダウンタイムは2~3日間程度、ごく軽度の腫れや痛みを生じることがあり、場合によっては3~5日間ほど違和感が継続する場合もあります。[※2]

ピュアグラフティング

ピュアグラフティングは、患者の体(太ももや腹部など)から採取した脂肪を、特殊なフィルターによって不純物20%以下の「ピュアな細胞」として調整し、それを目的の部位へと注入する施術です。

患者から採取されたばかりの脂肪には、水分や血液、他の細胞といった不純物が多く含まれており、これらが脂肪の生着率を低下させたり、注入後のしこりの原因となったりします。しかしピュアグラフティングによって純度を高められた脂肪細胞は、従来の方法よりも高い生着率(約80%)を獲得し、よりイメージ通りの仕上がりが実現する可能性を高めます。[※3]

コンデンスリッチ法(CRF法・高濃度脂肪注入)

CRFとは「コンデンス・リッチ・ファット」の略称であり、太ももや腹部から採取した脂肪細胞を、専用フィルターを装着した遠心分離機「LIPOMAX-SC」で濃縮(コンデンス)して不純物を取り除き、純度を高めた脂肪細胞です。クリニックによっては「高濃度脂肪注入」というような名称で提供されていることもありますが、「CRF」を名乗れるのは特許機器を正規導入しているクリニックのみとなります。

従来の脂肪注入よりも生着率が高く約90%、さらにダウンタイムが少ない点も特徴です。[※4]

マイクロCRF療法(フィラージェラー)

マイクロCRF療法は、CRFをさらに「フィラージェラー」という機器で細かいジェル状へと変化させ、流動性や生着率を高めた脂肪を厳選する脂肪注入です。

マイクロCRF療法で得られる生着率はおよそ100%ともいわれ、必要最小限の脂肪注入で目的の効果を目指せます。

そのため、ダウンタイムやしこりのリスクが抑えられる上、施術してからの変化もあまりないので、術後すぐ完成像をイメージしやすい点がメリットです。[※5]

脱脂コンデンスリポ法

脱脂コンデンスリポ法は文字通り、脱脂法に、CRFによるリポトランスファー(脂肪注入)を組み合わせた施術です。

脱脂法によって除去した眼窩脂肪を濃縮してCRFやマイクロCRFを生成し、それを改めて目の下へと注入する脱脂コンデンスリポ法は、脱脂法と脂肪注入の良いとこ取りともいえるでしょう。[※6]

目の下のたるみ総研のココがポイント

脂肪注入は、基本的には患者から事前に採取した脂肪を目の下へ注入し、肌のへこみやシワを解消するたるみ治療です。

単独で行える施術ですが、脱脂法と組み合わせることでより完成度を高められるため、クリニックによっては最初からセットメニューで提供していることもあります。

また、脂肪注入で術後の仕上がりを理想へ近づけるには、医師の高度な技術が不可欠です。そのため、目の下のたるみ治療として脂肪注入を希望する場合、クリニックの特徴や実績をしっかりと比較検討した上で、事前のカウンセリングで施術内容についても確認してください。

参考サイト

※1:神戸大学医学部附属病院美容外科公式サイト,「下まぶたの治療」 http://www.med.kobe-u.ac.jp/cosme/eyes-under.html(2019年8月8日参照)

※2:Theoryクリニック公式サイト,「脱脂術+リポトランスファー」 https://theory-kumatarumi.com/sp/treatment/dl/index.html(2019年8月8日参照)

※3:Theoryクリニック公式サイト,「脱脂術 + ピュアグラフティング https://theory-kumatarumi.com/sp/treatment/dp/index.html(2019年8月8日参照)

※4:ふくずみ皮フ科形成外科公式サイト,「CRF」 http://www.fukuzumi.jp/lp/crf.html(2019年8月8日参照)

※5:共立美容外科公式サイト,「Micro CRF・マイクロCRF注入療法」 https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/wrinkle/microcrf.php(2019年8月8日参照)

※6:銀座みゆき通り美容外科大阪院公式サイト,「脱脂コンデンスリポ法」 http://www.osccl.com/kuma/k_4.html(2019年8月8日参照)

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※「口コミ広場」での調査について

口コミ評価の調査期間は2016/9/5~2019/2/8。「口コミ広場」サイトにて、目の下のたるみ治療に絞って東京のクリニックを検索した場合に、評価が高い順かつ、美容激戦区である銀座・品川・新宿エリアでNo.1の評価を得ているクリニックを比較しています。調査内容は優位性を表すものではなく、口コミの評価は名医を表すものではありません。

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掲載している治療法は保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。

また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なります。不安な点は各クリニックの医師に直接確認・相談し、治療を検討することをおすすめします。